15. 3次元方式板バリコンの製作

3次元板バリコン

3次元方式板バリコン ラジオの製作

 小型野菜等を挟むを100円ショップで購入これに板バリコンを取り付けることとした。
以前に2台ほど製作しているが、1号機は板バリコン用アルミ板を2枚とも固定方式とした物です。
2号機は板バリコンの1枚を固定としもう1枚を可動としたものです。
今回製作した物は板バリコン用アルミ板2枚とも可動としたものである

JR1MXX 高橋さん 投稿ありがとうございます。

3次元方式板バリコン

3ita
1mm厚のアルミ板をほぼ同じ大きさで金鋸で切り可動用と可動用ツマミの2箇所の穴明け2枚とも加工します。
  野菜等を挟む方には板バリコン取り付けよう穴を互い違いに明けます。
さらに開閉用穴を貫通させて明けます。
さらにアクリル板等取り付ける穴、もう一つはスパイダーコイル取り付け用の穴です。
  材質が木材なので楽に穴明け加工ができます。3ファイで明けています。
その他の材料としてはゲルマダイオード、配線用電線、ワニ口クリップ、イヤホーン受けジャック、アクリル材等で極力在庫品、ジャンク品を使用した。
1mmの暑さのアルミ板としたのは可動用とするためで変形をなくす目的がある。
  この写真は配線、取り付け等完成したもので板バリコンが開いた状態である。
アルミ板2枚とも可動できる状態となっているためで色々なバリエーションが楽しめる。

3ita   この写真は板バリコンを重ねた状態で容量的に最大の大きさにした状態です。
  両方とも可動できるので色々な位置での変化に対応可能である。
さらに開閉つまりアルミ板の間隔が変化できる事です。3次元的な効果?です。
  2枚での可動の変化さらに間隔の変化が出来る事です。
これが今回のゲルマラジオの特徴です。
  間隔調整用の蝶ネジで自由に調整できます。
これでコンデンサの容量の変化を狙いとしています。
さらに2枚のアルミ板の可動による変化とあいまってさらに複雑な変化に対応しています。
  今回はさらにスパイダーコイルも取り付けている支柱を可動できるようにした。
持ち運びつまり携帯性を狙いとした物である。
  スパイダーコイルの支柱はコーヒーショップでコーヒー等掻き混ぜるプラのスプーンを利 用した物で支柱固定部に蝶ネジを使用して緩めて回転させるようにしている。
今回は可動部分には蝶ネジ使用でその目的を果たしている。
  動作確認である。アース、アンテナ線にそれぞれクリップで接続してクリスタルイヤホーンを耳にさして静かに板バリコンを回していく。
かすかに聴こえだした。
さらに可動させかつ間隔をつぼめていく。
他の局は入ってくる。
間隔を同じ状態で板バリコンを動かす。
他の局が聴こえてくる。
  板バリコン機能の確認が出来た。
3次元的な要素が発揮できた。
ここに新たなる発想のゲルマラジオが完成した。
野菜等挟む物でのシリーズの完成でもある。
  板バリコン両方とも固定形式 板バリコン片方固定もう一方は可動形式 板バリコン両方とも可動形式 である。
それぞれ特徴があり変化を楽しむことが出来た。
3ita4  写真左から板バリコン固定、固定可動の組み合わせ、両方とも可動方式である。
野菜等挟むこの挟むばね部分を応用した物でかつ板バリコンを使用してのゲルマラジオを製作した。
簡単な素材からでもゲルマラジオは製作できることが判った。
更なる製作意欲に繋がれば嬉しいです。
このシリーズは固定から可動にしたらの発想が原点となっている。
つぎの製作の発想は思い浮かばない???

JR1MXX 高橋

 

 

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