14.板バリコンの製作

板

板バリコンラジオの製作

 2009年ハムフェアに向けて鉱石ラジオの新規開発?に何かないかと思案していた。
アイデア探しに100円ショップに出かけた。
店内を探すもそれらしき物が無く諦めかけていた。
小型の野菜類等をはさむ物があり板バリコン応用出来ると買い込んだ。
以前にこれより大きい物で2台板バリコン式を製作している。

JR1MXX 高橋さん 投稿ありがとうございます。

板バリコンの製作

材料  小型にはなるが同じ物ではと思いつつアルミ板の切り出し、既製のアルミ板加工等をしているうちに一方を可動式に出来ないか??とのアイデアが浮かんできた。
可動部のアルミ板をひし形に使えば出来ると製作に弾みがついた。
写真は部品の主役で左側のアルミ板を可動で切るようにした。
右側のアルミ板は 固定用貼り付けるためにビニール部分を切り取った。

板張りコン  アルミ板は過去の経験から大きさは決めている。
特に可動部は何時でも交換できることを意識して以前ほかに使用した廃材?(出っ張り切り落)使用した。
固定部は配線用穴明け1箇所なのに可動部は配線用、可動用の2箇所の穴明けとなる。
固定用アルミ板をボンドで先に貼り付けしておきスパイダーコイルの製作、配線材の処置、安く作る、ジャンク品使用する。
かららぐ版にまとめる事とした。
まずイヤホンジャック受けの6ファイの穴加工これはらぐ版が細いので細心の注意が必要であった。
加工部品、取り付け部品がまとまったところで取り付け配線となる。  
らぐ版は板バリコン開閉用ネジと共締めになっている。
  今回の板バリコンゲルマラジオの急所は開閉用蝶ネジ部分とその右側の可動用ネジ部分である。
 この写真は板バリコン可動部をいっぱいの開いた状態  この写真は板バリコン可動部をツマミでいっぱいに稼動させた状態 配線完了と同時に早速動作確認である。アンテナ、アース各線にクリップで接続、クリスタルイヤホーンを差し込んで耳を澄ましながら板バリコン可動部を動かす。
英語放送が強く聴こえる。
ひととおり回してから開閉用超ネジを締めていく。
NHK第二が聴こえそれではNHK第一もとさらに締め込みと可動していくと聴こえて来た。
ここで開閉、可動による板バリコン方式ゲルマラジオの完成をみた。新たな発想のゲルマラジオが加わった。

JR1MXX 高橋

 

 

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