10.CD-ROMバリコンの製作2

スパイダーコイル

CD-ROMバリコンの製作(2)

 先に製作したCD-ROMベースとしたゲルマラジオからの発想でポリバリコンの変わりにCD-ROMバリコン使用できないかからの発想である。
丁度ポリバリコン手持ち消化で無いことも発想に拍車を掛けたようである。
ハムフェア2008対応展示もかかっていた。
J R1MXX 高橋さん 投稿ありがとうございます。

CD-ROMバリコン

pracase
 CD-ROMバリコンとするために今回はCD-ROMの半分をバリコン用に残り上半分部品取り付けスペースとした。円盤上のCD-ROM半分に切り込み用の線を引き両サイドから金鋸で切り込んでいく。
丁度透明部分のところまでである。これでアルミ箔部分は完全に分離した状態となる。
バリコンとして可動部との重ねて使用〔コンデンサ作用〕するために別のCD-ROMの半分を使用して可動部を作成する。
絵柄部分の塗料を剥離してアルミ箔部分を露出させてその部分に配線取付け用の穴を開ける。
ベースとなるCD-ROM半円上部にはアンテナ、アース、イヤホーン受け、コイル取り付け支柱等の穴あけ加工をする。
CD-ROM切り込み部分は背面からセロテープで補強しておく。

pracaseスパイダーコイルの線巻き、支柱の作成(歯ブラシ使用)背面支えの作成と部品加工作成である。
それが終わると先に穴あけしておいたCD-ROMベースに部品取り付けである。
それが終わると配線である。
部品間での配線で済むので比較的楽である。
スパイダーコイルは配線の継ぎ足しが必要である。
配線確認後早速の動作確認である。
クリスタルイヤホーンを差込、アンテナ、アース線をそれぞれ繋ぎCD-ROMバリコンをゆっくり回していく。
分離は多少悪いが音が聴こえて来た。 数局確認できた。
ここにCD-ROMベースとしたCD-ROMバリコン使用のゲルマラジオの完成を見ることが出来た。
世界に1台のゲルマラジオの完成か??? 
上の写真は正面と背面の写真である。
切り込み部分にセロテープで貼り付けて強度、そり等が出ないようにしている。
これは傑作の1つかも知れない。(自画自賛であるが)

JR1MXX 高橋

 

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