RemarksによりQSLカードを打分ける

CQ出版社発行,書籍「ハムログ入門ガイド」の頁85から QSLカードを打ち分ける (テクニカル編)を解説しています
  ハムログにはQSLカードを打ち分ける方法として,「オプション」「QSLカード印刷」で出てくる「QSLカード印刷」の画面の中に,「DX局/国内局で打ち分ける」,「選択して印刷」の機能が用意されています.
  DX局にチェックを入れて「開始」をクリックするとレコード番号で指定した範囲内のDX局を対象に指定した定義ファイルの内容で印刷します.
  国内局をチェックすると同様に国内局を印刷します.
  「選択して印刷」をチェックすると印刷対象のQSOデータが一覧表示され,印刷する,しないを個々に設定することができます.

QSLカードを打ち分ける(テクニカル編)

 ここではテクニカル編として図3-32に示すように,Remarks1の内容により自動的にQSLカードを打ち分けるために,専用のQSL定義ファイルを用意して打ち分ける方法を解説します.
この方法で印刷すると各種のQSLカードが混在しているがJARL指定順で印刷出力されるのでとても便利です.
図32
  ファーストQSOの局には1番のカードを,セカンドQSOの局には2番のカードを,,,と自動的にQSL定義ファイルを選択して印刷することができます.
  Remarks1の中に,セカンドQSOの局には「QSL=2」サードQSO以降の局には「QSL=3」,「QSL=4」,「QSL=5」,と登録することにします.
  このRemarks1の内容を見てQSLカードを打ち分ける管理用のQSL定義ファイルを「Execute.qsl」と名前を付けたものを用意し,QSLカード印刷でこの「Execute.qsl」の定義ファイルを指定して「開始」をすると定義した内容で打ち分けることができます.
  Execute.qslのサンプルを図3-31に示します.
図3-31
  Execute.qslのサンプルは書籍「ハムログ入門ガイド」付属CD-ROMの「QSL Execute」フォルダの中に格納してありますのでご利用ください.
  定義ファイル内の#Load”素敵なQSLCARDn.QSL”を貴局のQSL定義ファイル名に変更してください.
  「QSL=n」はプルダウンに用意しておくと便利です.

 

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